アートモニターの3.5世代機「audio-technica ATH-A55」を購入

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タブ用外付けキーボードのゴムドームを1個紛失。サイズの合うゴムドーム1個があれば完治するだけなのに、ゴムドームを分売してるとこが全くといってないから本体の買い替えに至るのが気に入らない。10円しないパーツごときで数千円の出費出したくないのになぁ・・・。

家用のデカイのなら近くのハードオフで数百円で拾ってこれるのだけど、小型となると全然見かけないし、新品は無線とか高価格なのばかり・・・有線で薄いのが欲しいだけなんですけど。

仕方ないから同じ筐体で絵柄違いを探すかなぁ・・・。

オーテクの代表シリーズ「アートモニター」

オーディオメーカーの中で、日本で一番規模の大きいヘッドホンメーカーは僕の中では間違いなくオーディオテクニカさんだと思っています。

もともとレコードプレーヤー用カートリッジを主力としていた同社がヘッドホンに参入したのは1974年のことで、意外と後発組です。アナログプレーヤーの需要が落ちていく中でヘッドホンのラインナップ拡大に注力したこともあって、現在でもイヤホン・ヘッドホンを主力製品とするメーカーとなっているのはもう皆さんご存知でしょう。

 

そんなオーディオテクニカ・ヘッドホンの現在まで続く代表的なシリーズに「アートモニター」があります。現在のコンセプトは「すべての帯域を鳴らし切り、正確な音を再現する」となっていて、モニターの名に合致するような高音質再生を意識した密閉型のシリーズです。

https://www.audio-technica.co.jp/atj/series.php?seriesId=101010003

そのアートモニターの末弟、つまりエントリーに属しているのが”5″の系統です。アートモニターには価格帯別に”7″、”9″、”10″、”20″といった上位系統も存在しますが、”5″の系統は価格帯が1万円前後とライトユーザーでも書いやすいのが特徴です。[1]ただし、第1世代のみ「ATH-A3」「ATH-A4」という下位機種が存在した

アートモニターは、限定モデルや派生モデルを除けば、(現在まで続く”9″系統の例でいくと)「A9」→「A9X」→「A900」→「A900X」→「A900Z」と続いており、現行モデルは第5世代といえます。アートモニターのモデルチェンジは上位から下位までほぼ同時期で行われているので、”5″の系統もほぼ同じ流れです。ただし、1機種だけイレギュラーがあったのです。

それが今回紹介する、「ATH-A55」です。

 

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エントリーだけ登場した3.5世代モデル

「ATH-A55」は2001年発売のアートモニターのエントリーモデルで、第3世代(A5X)と第4世代(A500)の間で発売されたモデルです。オーテクサイドでどんな位置づけなのかはわかりませんが、この記事では“第3.5世代”という認識とします。

https://www.audio-technica.co.jp/atj/products/hp/ath-a55.html

このA55は、近所のハードオフで、¥1,620でした。しかし、イヤパッドが自作?のものに強引に交換されていて使い物にならなかったので、新しいイヤパッドを調達することにします。

イヤパッドを交換

純正のイヤパッド「HP-A55」は現在でも製造販売がなされていて、通販で手に入ります。今回は一番安かったサウンドハウスさんに注文して届きました。

https://www.soundhouse.co.jp/products/detail/item/16825/

説明書も入っていますが、ミゾに差し込んでいくだけなので単純です。

やや硬くて入りにくいので、マイナスドライバー等を併用するとかなり楽に交換ができるかと思います。

イヤパッドが交換できたところで、本体を見てみましょう。

筐体はプラスチッキーでちょっと安っぽさを感じます。定価で一万円を越える機種なのでもうちょっと高級感が欲しいところですよね。

アートモニターらしい球体ハウジングは光沢が強く、撮影には気を使いました(笑)

ウィングサポートは2Dながら頭への追従性は良く、眼鏡をかけた僕でも長時間のリスニングに耐えられます。

ハリのある元気な音

いつもはMacからHDDに入った圧縮音源で再生レビューしていますが、今回はせっかくだからと思いCDソース[2]ONKYO C-773→YAMAHA DSP-AX2(プリ)→SANSUI AU-α307で音質レビューしました。

 

第一印象としては、シャキシャキッとした元気な音だな、と。ドンシャリ系の音で、オーテクらしくキレのあるきれいな高音と、決して上品とは言えないけれどそこそこ良い感じの低音です。バランスは最近の機種には及びませんが、まあまあ良好と思います。

一方で解像度は高いとは言えません。発売時期を考えれば仕方ないのかもしれませんが。

“アートモニター”の名は付いてますが、モニターというよりはAVとかDJ向けのヘッドホンに近い音だなと思いました。自然の音というよりは”作られた音”という雰囲気が強いです。

現行機種のATH-A500Zを試聴したことがあったのですが、A500ZはおとなしめでA55と比べればだいぶ自然な感じに近づいている印象でした。

僕はおとなしめのモニターサウンドよりは元気な音傾向のほうが好きなので、これはこれでありかな?と思ってます。

 

結果、¥1,620にイヤパッド代¥1,300で¥3,000弱。英世さん3人と考えれば決して悪くはないのですが、後継機種で2世代前のA500が¥3,000前後で買える[3]某所ハードオフで元箱付き¥3,240(9月訪問時・8%税込)と思うと、案外高く付いたかなとも思えてきます。

かなり音質が改善した現行機種も1万円前後で買えてしまうので、現行機種を買うのが一番かな、と思います。

https://paypaymall.yahoo.co.jp/store/joshin/item/4961310133030-35-37494/?sc_i=shp_pc_search_itemlist_shsrg_title


★鉄道模型の所有状況は随時更新しています。

★オーディオシステムの構成も随時更新しています。

https://asobu.blog/audio





★何でも聞いてください。

https://peing.net/ja/mc313_8507


じゃらん特集一覧

脚注

脚注
1ただし、第1世代のみ「ATH-A3」「ATH-A4」という下位機種が存在した
2ONKYO C-773→YAMAHA DSP-AX2(プリ)→SANSUI AU-α307
3某所ハードオフで元箱付き¥3,240(9月訪問時・8%税込)