MacやUbuntuで使える無料音楽プレーヤー「Clementine」レビュー!

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今日はこんな記事です

Windowsには多彩な音楽プレーヤーがあって選ぶのに困らない状況ですが、MacやUbuntuではあまり選択肢がありません。MacのデフォルトのiTunesはあまり音質が良くないので、無料の音楽アプリ「Clementine」を試してみました。

※2018.9.20 追記修正しました。

iMacが来て3週間たった今、MacがWindowsに比べて唯一大きく劣っていると感じるのが「音楽再生」です。

「作る」ほうはGarageBandもあるし良質なアプリがあるので、(ボカロが対応していない以外は)Macでも問題ないし、Macのほうが高性能だったりします。
DTM関係者に一定の支持があるのも頷けます。

ですが、「音楽を聴く」という部類では圧倒的にWindowsより不便に感じます。

iTunesはたしかにWin版よりは軽くてキビキビしているけど、使いにくさは変わらないしFLACは非対応だし音質がどうしても悪く音割れがひどい。
それにiTunesを用いてアルバムアートや歌詞を取得するアプリがMacにはほとんどないのです。Windowsでは定番の「Lightway」なんかもWindows専用ソフトなんですしねぇ。

再生アプリだけでもiTunesより良いものはないか・・・
ありました!

それが「Clementine」という再生アプリです。

マルチプラットフォームのフリーソフト

この「Clementine(クレモンティーヌ)」というアプリは、完全無料で使用できる音楽再生アプリです。
マルチプラットフォームアプリなので、MacだけでなくWindowsやUbuntuでも使用できます。

MacはOS X 10.8(Mountain Lion)から対応しています。

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楽曲を再生させよう!

iTunesやx-アプリ等はライブラリの中にある曲を直接指定して楽曲単位で再生させることができますが、このClementineはプレイリストを展開し、そのプレイリスト上で楽曲を再生させるので、最初はややとっつきにくいかもしれませんが慣れれば軽快で使いやすいUIです。

ClementineではPC上の楽曲データを再生できるだけでなく、外付けHDD・NASにあるデータやネットクラウド上にあるデータを別途読み込むことで再生が可能になります。
ハイレゾのFLACもALACも対応していて、iTunesのライブラリを取り込むこともできます。

対応しているネットクラウドはDropBoxやOneDrive、AmazonDrive等に対応iCloudには非対応です。試しにOneDrive上のデータを再生してみましたが、動作が重くジャケ写も出てこないので、常用は厳しいかもしれません。

ここでは先日構築した簡易NASに移転したWndows用のiTunesライブラリをClementineに取り込んで再生するやり方をご紹介します。
簡易NASの構築方法はこちら↓
[link url=”https://asobu.blog/archives/4999″ title=”無線ルーター買い替え!「TP-LINK Archer C20」の実力は??” content=”先日から、2年ほど使っているNECのルーターのWi-Fiの調子が悪くなってきて、時々繋がらない症状が頻発してきました。”]

まずは設定画面に入り「ミュージックライブラリ」の項へ。

「新しいフォルダを追加」からNASディスクを選択。iTunesライブラリのある一番上層のフォルダを選びます。

これでしばらく待てば↑のように左のエリアの「ライブラリ」に出てきます。

再生したい楽曲を選んで、右のプレイリストエリアにドラッグアンドドロップ。

プレイリストエリアに楽曲が表示されれば下の再生ボタンを押せば再生されます。

再生中はジャケ写が背景に来る設定もできて見ていて楽しいです。

基本的な再生設定は下の操作領域から操作できます。

イコライザーも付いています。
結構種類が多いのでほぼ困らないのではないでしょうか。

下のDockに表示されるアイコンは、再生時間が経つごとにみかんの実の部分が減っていくギミック付です(笑)
見ていて楽しいだけでなく、実用性も充分です。

再生が終わったらプレイリストから消したり、そのままプレイリストを保存して毎回起動のたびに再生させる設定など、自由自在な使い方ができます。

ちなみに簡易NASからの再生の場合、通信速度やMacの処理速度のためかまれに音が飛ぶことがありました。
内蔵ディスクの曲なら問題なかったです。

まとめ

このClementineはUIがシンプルでごちゃごちゃ感が少なく、慣れれば非常に使いやすい再生プレーヤーです。
音質もiTunesのような音割れはなく、FLACやALACファイルも卒なく再生できるのも魅力の一つです。

FLACが再生できるMacアプリには「VOX」などもありますが、VOXは海外製アプリのため日本語表示が正常にできませんでした。Clementineも海外産ですが、開発チームにより充分な日本語化がされているので、邦楽メインの人でも安心して使用できるメリットは大きいと思います。

MacでなくWindowsやUbuntuの方もWindows版やUbuntu版が出ているので、ぜひ使ってみてください。
おすすめです(∩´∀`)∩

最後まで読んでいただき、
ありがとうございました!

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