どうも、みずにゃんです。
去年記事で紹介した都市開発シミュレーションゲー「Cities:Skylines(シティーズスカイライン・CSL)」の熱がまた再燃してしまい、ウイポを差し置いて毎日数時間もプレイしています。
新作「Cities:Skylines II」も発売から半年以上が過ぎ、そろそろ移行するプレイヤーさんも増えてきてるとは思います。とはいえ、Steamワークショップでは先代CSLの新作アセットやMODもまだまだ増えているし、先日のSteamサマーセールから始めようとした方もきっといたはず。
最近は他のサイトでも初代CSLの最新の攻略情報も見かけなくなってきたので、不定期ですが初代CSLに関するプレイ情報をお届けできたらと思います。
「Snowfall」と「Mass Transit」を購入
実は、ウイポ10 2024でDLC馬を買い足そうとあらかじめSteamに入れた残高がありました。結局、1周目でのお守り稼ぎと2周目本番プレイという環境となったので、DLCで馬を買い足す必要はなくなりました。
先日のSteamサマーセールで今回もCSL本体とDLCがセールになったので、ウイポ用に用意した残高をCSLのDLCに回すことに。
交通整備プレイが大好きなので、路面電車を追加できる「Snowfall」に加え、フェリー・モノレール・ケーブルカー等で遊べる「Mass Transit」の2つを購入しました
(残りの端数で、ウイポ10 2024も繁殖牝馬所有枠+5と工事期間短縮の2つ、ちゃっかり追加していますけどね)
これで公共交通が鉄道・バス・地下鉄だけだった自分の街でも、トラムやモノレール路線を構築できるようになりモノレール路線を組んでいたら、モノレールの凄さに驚かされたので、今日はモノレールについて語っていきます。
CSLのシステムにフィットしたモノレールの強み
現実でいうモノレールはどの路線もそこまで高速ではないイメージがあると思うのですが、CSLのモノレールはバニラの車両だと最高速度が100km/h出る高速交通です。CSLの市民や観光客は経路のスピードでどの交通機関を使うか決まるシステムなのもあって、バニラ状態でもめっちゃ使ってくれるのがウリ。
道路上にレールや駅を敷設できるため省スペースで済み、鉄道や地下鉄と比べて維持費も(比較的)リーズナブル。車庫も不要で折り返し運転もできるから使い勝手にも優れています。輸送量的にも過剰すぎず不足しすぎず、とバランスの良い交通機関ではないかと思います。見た目も楽しいですしね。
もちろんデメリットもあって、レールは高架のみなので地上駅や地下駅・トンネルを作れない点、バニラレールの使い勝手がいまいちな点、そして騒音がなぜか空港並みに激しく住宅街へ設置しづらい点などは頭を悩ませます。
地下を作れない以外は(Steam版なら)MODやアセットでどうにでもなるので、モノレールを敷設する際は騒音を軽減するMODと各種レール・車両のアセットの導入がおすすめです。
CSLで作れるモノレールは4種類
バニラのモノレールは世界中で普及している「跨座式モノレール」で、日本でも東京モノレール、大阪モノレール、ゆいレールなど各地で見かけるタイプです。ゆいレールの車両アセットがあるので、車両を置き換えてみると良いでしょう。
その他、カスタムアセットを導入することで敷設できるモノレールネットワークが他に3種あります。
まず1つ目は、日本独自で発達している「懸垂式モノレール」で、千葉都市モノレールや湘南モノレールが有名どころです。専用のレール・駅・車両をサブスクライブすると使えるようになります。CSLでは千葉も湘南も再現可能です。
2つ目は「マグレブ」で、中国やドイツで実用化されているタイプのリニアモーターカー。日本風マップを作るときはお世話なることはないでしょう(日本のJRマグレブは誰も作っていないようですね…)
そして最後にもうひとつが、愛知県内を実際に走っている「リニモ」で、独自のレール・車両・駅舎がアセット配布されていて、独立したシステムになっています。このCSLのリニモシステムはめちゃくちゃ面白い存在なので、別記事で掘り下げようと思っています。
ネットワーク(レール)の種類はこのように複数種ありますが、車両はすべてモノレール規格の車両でいう括りなだけなので、レールがどんな種類であっても、モノレールの路線上ならどこでも走らせることが可能です。
モノレール路線の作り方
モノレール路線は、鉄道や地下鉄同様に駅とレールを繋げて路線設定をすれば運行開始になりますが、道路の上にも置ける関係で設置にクセがあります。Steam版であればアセットを自由に移動できる「Move it」MODがあると自由度が大きく上がるので入れておきましょう。
「Move it」導入環境なら、駅は設置予定場所ではなく、先に平たい場所に設置するとベター。勾配がある場所に直接設置してしまうと、レールが傾いてしまいます。一度レールが傾いた状態で設置すると、平坦な場所へ持っていっても傾きは治りません。その状態でも駅として動作はしますが見た目がBADですよね。
このレール傾き現象は鉄道駅でも発生するのですが、プラットホームの短いモノレールは結構顕著に出てしまいます。
逆に言えば、平坦な状態で設置しておけばMove itで移動させてもずっと平坦な状態をキープできるのでトライしてみてほしいです。
レールは高架線のみですが、高さは調整できます。ただし、地下に潜らせてトンネルにすることができない点は注意です。
実際のモノレールは急勾配に強いですが、CSLのモノレールは急勾配にはそれほど強くないです(それでも鉄道よりは緩めです)
勾配が強い場所はバスやケーブルカー(Mass Transitに内包)に任せるのが無難でしょう。
設置したレールはMove itで動かさないほうが良いです。Move itでノードを動かしてしまうとレールの継ぎ目で段差ができてしまうことがあり、その状態で路線設定をしてしまうと、車両がそのポイントで異常をきたします。納得行く線形になるまで、ブルドーズ&再設置で微調整していきます。
路線設定は鉄道や地下鉄と同様のやり方ですが、日本のような左側通行設定の場合、延伸や駅追加による追加設定を行った際に、駅部分だけ右側通行に入れ替わってしまう不具合があります。路線設定も、開業後に追加で手を加える際は全線廃止→1から路線設定の流れでいきましょう。
モノレールの気になる収支は?
モノレールは設置場所や最高速度で収支が大きく変わってきますが、繁華街や住宅街に設置してあげればバスや地下鉄よりも優先して利用してくれるようで、鉄道や地下鉄よりは黒字化がしやすいです(建設費が馬鹿にならないので完全に黒字にするには長期戦になりますが・・・)
実在のモノレールと同様に、駅間距離を短くしてこまめに駅を設置してあげればよりGOOD。ただ車両の収容力が小さく積み残しを起こしやすい乗り物なので、MODで乗車人員を増やしたり、高頻度運行にしたりなど、積み残しをできるだけ減らすことが大切です。
結論:モノレールはCSLで最も使える乗り物だ!
CSLに多々ある公共交通のなかで、モノレールが最も使い勝手と景観を両立した乗り物だということがこの記事でお分かりになれたかと思います。
新作のCSL IIはモノレールが未実装なんですよね。まぁ、のちのちDLCで追加してはくれるのでしょうけど・・・。
モノレールが使えるというだけで「Mass Transit」DLCは神です。DLCプレイがまだの人、ぜひモノレールを活用して交通整備プレイを楽しんでみましょう! みず