Lightning専用イヤホンが、ダイソーでも購入できるようになりました!今回は330円のLightning専用イヤホンを購入して、iPhoneで聴いてみました。気になる音と使い勝手は!?iPhoneユーザー必見の記事です!
ダイソーでレビューネタになりそうな製品を一挙に購入してきています。
反響の大きそうな製品ばかりなので、一気にレビューを放出していき、レビュー放出後は2〜3日ほどレビュー執筆のお休みをいただこうと思っています。
Lightning端子イヤホンはiPhoneユーザーにとって救世主?
困ったことに、今のiPhoneはイヤホンジャックがありません。本体スピーカーのステレオ化と防水性能や薄型ボディを確保するがゆえに犠牲となってしまったのです。
2〜3年くらい前はAndroid端末でもイヤホンジャックを廃するモデルが出てくるなど、iPhoneに追従するメーカーもありました。僕の持ってるHUAWEI P20もイヤホンジャックは無いし、Xperia XZ2でイヤホンジャックが廃止になったときは結構批判があったようで、Android勢に関しては、現在はイヤホンジャックを再び採用するモデルが主流です。
しかしながら、iPhoneは現在もイヤホンジャックがないため、有線イヤホンはLightning端子を経由して聴くことになります。Lightningー3.5mm変換アダプターで好みのイヤホンで聴くか、Lightning端子が最初から付いている専用イヤホンを使うか、の2択を強いられるのです。
ワイヤレスイヤホンが普及してワイヤレス派も増えているかとは思いますが、有線イヤホン派が多いのも事実。
そんな有線イヤホン派に朗報!最近になって、iPhoneのLightning端子で使えるアイテムが、100円ショップにも登場してきました。キャンドゥが扱い出した550円の変換アダプターは最近ダイソーでも販売されるようになりました。
さらに、これまで選択肢が非常に少なかったLightning専用イヤホンが、ダイソー等で330円で発売されています。今回はまだ誰もあまりレビューしていない330円のLightningイヤホンを購入して、自分のiPhoneで聴いてみることにしました。
Lightning端子は片面刺し
この330円Lightningイヤホンの輸入元は、これまでのブログ記事でも何度も登場している株式会社E-Coreさん。最近はこの会社の製品がダイソーで取り扱われるようになったことで、100円ショップ商品の定番メーカーの一つになりつつあります。
パッケージは袋タイプで捨てるのも簡単。
中にはイヤホン本体のみです。もうちょっときれいに入れてほしいな、とは思いますが、330円商品に文句は禁物(笑)
イヤーピースは1サイズのみなので、普段メーカー製イヤホンでSやLなどのサイズを使用されている方は別途イヤーピースを用意させてあげるといいでしょう。
ホワイトのシンプルなデザインで、コードは最近増えているフラットタイプになっています。
Lightning端子は、100円ショップの充電専用ケーブルによく見かける片面刺しタイプで、リバーシブル仕様ではありません。リバーシブル仕様にしちゃうとコストがかなり増大してしまうみたいですね。
イヤホンのスペックとしてはやや物足りなさを感じますが、100円ショップのイヤホンの中では標準的なスペックになっています。
E-Coreさん側での動作確認はiOS14.4.2で確認されているようです。
30分のエージングでぐっと改善。不安定さが惜しい
早速iPhone SE(第2世代)に繋いで、Apple Musicの配信音源を聴いてみます。iOS14.5でも問題なく使えています。
最初聴いたときは、まんま100円ショップのイヤホンだな、って思いました。コモリが強くてモコッとした感触で、半ばがっかりしそうな音に思えました。
ですが、30分ほどエージング(慣らし運転)をしていると、だんだんと安定感が増してくるように感じました。最初聴いたときよりも中域が引っ込み、低域の伸びが改善してきます。高域は低域にやや埋もれがちではありますが、くせっ気が比較的少なく、良好。トータルで見ればゆっくり聴いていられるバランスになりました。この価格としては充分合格ラインにあると思います。
ただ、パッケージに書いてあるような「低音がクリア」には程遠いと感じています。ズンドコな低音なので量は充分あると思いますが、団子状態になりやすく、締まりとかについてはあんまり無いです。
また、この330円Lightningイヤホンで気になったのが、安定性です。最初のウチですが、端末上で音源再生はできているのに急に音が出なくなることが二度ほどありました。抜き差しをすればまた音が出るようになりますが、そのあたりの煩わしさが最大のウィークポイントであるように感じました。
iPhoneはイヤホンジャックを復活させて欲しい
今回のLightningイヤホンを使ってみて、変換アダプターはを持ってない人がカナルの有線イヤホンを欲しいのなら、全然アリじゃない?と思う仕上がりになっていると感じました。
ただ、付属品などで変換アダプターをお持ちであるならば、より音質の良いイヤホンを買ったほうが幸せになれるはず。同じ330円でもダイソーのALシリーズをチョイスすると、透き通った高域やスッキリとして気持ちいい低域を味わえます。
僕的には、iPhoneのLightning端子は脆くてケーブルが高いという印象がどうしても拭えません。今のAndroidスマホは防水性能備えていてもイヤホンジャックを備えたモデルも多いですし、iPhoneにイヤホンジャックを復活させることは難しくはないかと思います。
それに、Lightning自体をやめてしまって、USB-Cへ統一してくれるとよりケーブルなどの選択肢が広くなって耐久性も折り紙付きなのですが・・・。
もうすぐ出るであろうiPhone13(?)は厳しいかもしれませんが、それ以降のモデルでUSB-Cとイヤホンジャックを採用したiPhoneが出てくればいいなぁ、とは思っています。
まあ、ともかく、今回の330円Lightningイヤホンは価格の割に頑張っているので、ダイソーに行かれた際はぜひ試してみてください!