どうも、みずにゃんです。
今回は前回に続き、先月の北海道旅行を振り返ります。
前回はこちらです↓

のんびりと、行きましょう
2日目は当初予定では札幌市内でもう少し遊び(ラソラ札幌にある某猫カフェの訪問を計画してました)、静内方面へ夕刻に移動する段取りでしたが、疲労と体力を考慮して、この日は移動日として、午前から移動を開始して、夕刻までに静内に到着する乗り継ぎを選択しました。
今回は、どうしても静内の滞在時間を伸ばしておきたいのもありまして・・・。
目的地は馬産地・日高地方にある、新ひだか町の「静内」の街。
直行の高速バスもありますが、JRの札幌→苫小牧→鵡川がちょうど100km超えで障害者割引で運賃割引が効くので、札幌駅のみどりの窓口で鵡川までの切符を購入。
乗り継ぎは、
札幌→(区間快速エアポート)→千歳→(室蘭行)→苫小牧→(JR日高線鵡川行)→鵡川→(道南バス静内行)→静内
の流れ。
千歳線はダイヤの乱れがあったものの、11時半すぎの区間快速エアポートは定刻通り。これで、いったん千歳駅まで移動します。

千歳駅で室蘭行きに乗り換え。2024年のダイヤ改正で日中に苫小牧まで直行できなくなってしまったためです。
高校生たちで賑わうホームで待っていると、新型車両737系が姿を現しました。

最新→最古
この日の北海道は全道で気温が高くなり、札幌は4年ぶりの猛暑日、帯広に至っては最高気温39℃、となぜか普段いる愛知よりも北海道のほうが暑かった一日です。来たタイミングが悪かったか・・・(笑)
そんな猛暑の中なので、新型電車の733系はガンガン冷房が効いていて、あまりの冷えっぷりに寒さを感じたほどです(笑)
30分ほどで苫小牧に到着。向かいに待っていた鵡川行は・・・

キハ40・・・最古参車両でした(笑)
しかも、国鉄時代のカラーを纏っていて古さ満開(笑)
そして・・・非冷房車です(笑)
風を入れるべく、窓が開いています。こんな光景、なかなかお目にかかれません。

でも走り始めれば風が入ってきて気持ちいい!
ツーリングしているときもそうですが、風を切るのが本当に気持ちいいんです。

昔から変わらない青いボックスシートも旅情を誘います。景色もいいですしね。
鵡川から先の鉄路が消えてしまったことは、旅人からすれば、本当に惜しい。静内駅までこれで行きたかった。
・・・と考え込む余裕もあまりなく、30分で鵡川に着きました。


鵡川からは静内まで行く路線バス(道南バス)で1時間半。
バス自体は、ごくごく普通のノンステップバス。もうちょっと旅情をそそる車両がいいなあ・・・。
列車との接続は考慮されていて、日高線から数人が静内行きのこのバスに乗り換え。うち2人は門別競馬場前で降りていきました。
新冠町に入るあたりから太平洋が見え始め、各所で護岸工事が進んでいるのが目に入ります。JR日高線跡は、まだまだレールが残っている場所が多かったです。

16時前、静内の街に入り、終点手前の「御幸町」で下車。
鵡川から静内町内まで乗り通したのは僕ら含めても3人だけで、バスですら路線維持が大変そうに見えます・・・。

その名は、タイトルホルダー。
バス停から徒歩5分、今宵の宿「静内エクリプスホテル」に到着。

今回このエクリプスホテルに2泊したのですが、このホテルにはコンセプトルームが2部屋あります。
現在のコンセプトルームはGI3勝の「タイトルホルダー」と、小ささから人気を得た「メロディーレーン」の2部屋で、(好評により幾度もの期間延長を経て)2026年春までの期間限定で泊まることができます。
この2頭は同じ母「メーヴェ」から産まれた、兄妹なのです。

今しかチャンスはないでしょう、折角の機会です。今回、タイトルホルダールームに1泊、メロディーレーンルームに1泊してまいりました。

1泊目は弟のタイトルホルダーのお部屋です。
コンセプトルームはもともとがスイートルームで、壁・ドアの装飾がされていたり、実使用ゼッケン等のグッズが飾られていたり、シーツやクッションが勝負服柄になっていたり、と競馬ファンが楽しめるお部屋です。
1泊料金は定額で、税込28,000円。
スイートルームと考えると、意外とお値打ちな気がします(某県の舞浜エリアのホテルは高すぎてムリムリレベル)
タイトルホルダーは2018年生。父は2冠馬ドゥラメンテ、母はメーヴェ。新ひだかの岡田スタッドで産まれました。
2021年のクラシック3冠目・菊花賞を逃げ切り勝ち。翌年は横山和生とのコンビで天皇賞・春と宝塚記念を連勝し、GI3勝を挙げました。当時の関西GIはすべて阪神開催で、阪神巧者とも言えます。
2023年の有馬記念で現役を引退し、現在は新ひだかに里帰り。レックススタッドで種牡馬となっています。
早く静内入りしたかったのは、このお部屋を可能な限り長時間楽しみたかったから、でもあります。
部屋はソファのあるリビングルームと、ベッドルームが分離しています。お風呂も自宅の風呂よりゆったりとしています。

リビングルームには宝塚記念優勝を記念して作られた優勝レイや凱旋門賞のゼッケンなどが飾られ、グッズも多数展示されています。ソファのクッションは勝負服カラー。

ベッドルームも勝負服カラー。壁面には天皇賞・春優勝時のタイトルホルダーと横山和生騎手のツーショット。
タイトルホルダールームはガウンも専用のものが使われています。



馬産地のホテルということで、フロントも馬推し。ヒーロー列伝がズラリ。ロビーのテレビはグリーンチャンネルが流れています。


どうしてもやりたかったこと
次北海道に行ったらどうしてもしたかったことが、ジンギスカンを食べること。
ちょうどエクリプスホテルで7月26日までの行程で「ビアテラス」が開催されていたのですが、そこでジンギスカンを食べられるとのことで、サッポロクラシックとともに楽しみました。


この日も暑かった北海道ですが、静内は比較的涼しく、ジンギスカンもサッポロクラシックもひときわ美味でした。
たまには賑やかな場所で食べるのもイイですね!
夜は部屋で門別メインの王冠賞、ソルジャーフィルドの門別3冠を見届けながら、静かな静内で夜を明かします・・・。
(つづく)


最後まで読んでいただき、
ありがとうございました!

こちらもチェックしてみてください!


