イトケン氏がNゲージに戻られることとなり、昨日イトケン氏と二人で模型店を徘徊してきました。
以前譲り受けた一部の客車車両が、元オーナーであるイトケン氏のもとへ再度転属となりました。
なぜ、彼がこのタイミングでNゲージに戻ってこられたのか・・・それが今日の記事のお話に関わるのです(笑)
KATOの200系とTOMIXの485系
■「それ、僕買います」
先日イトケン氏から着信があり、「鉄道模型の査定をして欲しい」と依頼されました。
モノは以下の2つ。
- KATO 200系の旧製品(6両編成)
- TOMIX ファーストセットC(1984年発売のスターターセット・ジャンクの485系入)
いずれも古い製品で、ヤフオク相場を見てもそれほど高く売れないものであることと当方の懐にも優しいことから、僕が購入する形で引き取ることになったのです(笑)
485系とファーストセットについては後日別の記事で紹介する予定です。
■200系と鉄道模型
200系は東北新幹線・上越新幹線で1982年の暫定開業から長年活躍した車両であり、途中組成変更や塗色変更を受けたりはしていますが、2013年に全廃されるまで使用されました。
見た目からわかるようにまさしく0系の東北版であり、ビュフェ車も用意されるなど、国鉄イズムがまだ強く残っていた時代の車両といえます。
Nゲージの歴史を語る上でこの200系は外せません。今でこそ新幹線を積極的にリリースしているTOMIX・KATO両社が初めて製品化したNゲージ新幹線なのですから。
両社ともに開通と同じ1982年に発売されて競作となりましたが、今でも充分通ずる作りなのはともに同じで高く評価されたようです。
そんなKATOの旧製品は6両セット、4両セット、単品の形態で売られました。車販準備室のついた225-400形も模型化していて当時珍しかったフル編成が楽しめるのがセールスポイント。作りは現在でも普通に通じるレベルで、2010年代に入ってからのリニューアルでもボディにはほとんど手を加えることなく製品化できています。
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古いと思えないほどキレイ
イトケン氏のご自宅には動作確認できる環境がほぼなかった(一応ファーストセットはあったが・・・)ので、レンタルレイアウトで動作確認の上で購入する形となり、せっかくなら、と一宮の浪漫さんに案内してその場で引き取りました。
ケースもあって6両セット・・・に一見見えますが、セットの内容と異なるため、実は単品をバラシで買ったもののようです。
ボディに車番等の印刷がありません。今では考えられないですが、当時の新幹線模型ではTOMIXともども印刷をしないのがデフォだったようです。ゆえにシンプルで素朴な作りが強い印象です。
「油は絶体にささないでください」
ユニクリーンオイルでもさしたらこの動力は絶体絶命のピンチにでもなるのだろうか?(笑)
しかしコイツは動力とライトも快調で、保存が良かったのか新品で買ったかのような綺麗なボディです。
最新車両(H5系)とすれ違い走行を心ゆくまで楽しめました(*^^*)
イトケン氏がNゲージ復帰を宣言したワケ
この日は僕が先行して既に数時間も走行させていて、僕のコレクションも留置線に大量に並べていました。
そんな中でイトケン氏と浪漫さんで走らせてるとワクワク感が戻ってくるのでしょうか、再度魅力に取り憑かれてしまったようです(笑)
古い車両がお好きなようですが、最近のNゲージ業界は国鉄型車両の製品化が激しいので今だからこそ”このすばらしき世界”なのかもしれません(笑)
早速古いマイクロエース(しなのマイクロから移行して間もない頃の)のEF65と10系客車のセットを某フリマで購入されたようですし、僕から譲った500系(5両で半端だったW編成)とともに楽しんでもらえるなら何よりです。
今後定期的にレンタルレイアウト行けたら良いな〜。
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