1円キャンペーンにつられて購入した楽天モバイルUN-LIMITの「Rakuten Mini」のレビューです。極小ボディにおサイフケータイやテザリングを搭載し、お財布やモバイルルーターに最適。最近の大型スマホとは対極をなす極小スマホの実力は!?
鮮やかな赤が綺麗
1円キャンペーンにつられて購入したミニマムスマホ「Rakuten Mini」ですが、今日はこのRakuten Miniをレビューしていきたいと思います。
「Rakuten Mini」は楽天モバイルMNOスタートに合わせて今年登場した楽天モバイル専売端末。3.6インチ画面の超小型ボディに、おサイフケータイや防滴性能を搭載し、物理SIMではなくeSIMで通信をする仕組みとなっています。
Rakuten Mini+Rakuten UN-LIMITプランセット(本体代1円+事務手数料3300円) 価格:3,301円 |
ブラック、ホワイト、クリムゾンレッドの3色展開ですが、他の端末との区別も兼ねて楽天らしいクリムゾンレッドにしました。プラスチックの筐体ですが、安っぽさはなくRロゴとの相性もバッチリで逆にプレミアム感があります。
付属品はシンプルにこれだけ。充電ケーブルも入っているので、他キャリアの端末のように別に充電器を用意する必要もありません。Rakuten Miniにはイヤホンジャックがないので、Type-C端子からイヤホンジャックへ変換するアダプターも付属しています。
3.6インチだと、画面幅が近いのが4s以前のiPhoneが3.5インチ、iPhoneの5系・第1世代SEが4インチで、現在の主流が6インチ前後と考えるとかなり小さいのかなと思っていました。届いたRakuten Miniは、その3.5インチiPhoneよりもひと回り小さい印象です。Rakuten Miniを見たあとで、今使ってるXperiaとかを触ると、画面の見やすさに感動を覚えるくらいコンパクトに仕上がってます。
iPhone7と並べてみても、小さいです。新型iPhone SEがこの7と同じ大きさで世間からコンパクトなスマホと認識されていることを考えると、Rakuten Miniの小ささは”異端児”と言ってもいいほどです。
端子はType-C端子のみ。その両側にスピーカーが内蔵されています。液晶面は簡素ですが薄い保護フィルムが貼られています。
持った感じですが、僕の手では小さすぎて逆にホールドは安定してるとは言えません。素材がツルツルしたものなので、落としちゃわないか心配です。お店の決済端末の上でもツルッと滑っちゃいます。ケースやストラップは必須アイテムです。
このサイズなのでバッテリーが小容量になってしまい減りが早いのは避けられないようですが、減り方としては普通に感じました。おサイフ用途だけなら一日余裕。多用途でもモバイルバッテリーを持っていればまあ解決でしょうが、それだと端末が小さい意味が薄いような・・・。
Android 9を搭載。ロースペックながらサクサク動く
Rakuten Miniは1世代前のAndroid 9(Pie)を採用。もちろんGoogle Playにも対応しているので、ほぼ全てのアプリが自由に使えます。
デフォルトのUIはタイル状ではなく独特のもの。Nova Launcherなどのホーム画面アプリでホーム画面をカスタマイズすることも可能なのですが、Rakuten Miniは壁紙に非対応なことに注意が必要です。「Yahoo!きせかえアプリ」ではアプリ内限定ですが壁紙も変更できます。
CPUは「Snapdragon435」でクアッドコア。
400番代ということでローエンドですが、実際に動かした印象ではもたつきは気にならないどころか、結構サクサク。ゲームをせずブラウジングやSNS程度ならパフォーマンスは問題ないでしょう。
メインカメラは1600万画素。色は淡めの発色で落ち着いています。解像度はそれなりといったところでしょうか。カメラアプリのシャッターボタン押下時、ワンテンポ遅れてシャッターが切れます。サクッと一瞬を切りたいときにもたつきが気になる人がいるかもしれません。
快適すぎるおサイフケータイ
Rakuten Miniはおサイフケータイを搭載しています。さすがにNFC対応ではないものの、従来のFeliCa方式で支払いする電子マネーが使えるのは強いです。
対応電子マネーは、
- 楽天Edy
- iD
- QUICPay
- WAON
- nanaco
- モバイルSuica
- モバイルPASMO
など。
楽天PayやGoogle Payも利用可能。Suicaに関してはアプリ版のほかに楽天Pay版とGoogle Pay版もあり、アプリ版との併用もできるそうです。
https://www.jreast.co.jp/mobilesuica/android/
もちろん、アプリを追加することでPayPay、LINE Pay等のQR・バーコード決済もイケるので、主要キャッシュレス決済はカバーできているといえます。
今回は試しにメルカリアプリをインストールし、メルペイをiDに紐付けてみました。これまでメルペイのiD決済はiPhoneのApple Payでやっていましたが、Suicaをエクスプレスカードとしていたこともあり、エクスプレスカードでないメルペイはTouch IDが必要でわりかし手間でした。
Apple Payではややもたつきを感じることがある決済処理も、Rakuten MiniのiDはピッと一瞬。ストレスを感じずサクッと支払えるので、現金を持ち歩くのが少し馬鹿らしくなりますねw
これだけ快適なら、もうApple Pay要らないのでは?(笑)
単体でも使える薄いお財布&モバイルルーター
このRakuten Miniは、メイン機としてはスペック的に厳しいですが、用途を絞ってのサブ機運用であれば、充分な威力を発揮できるように思えます。
先程述べたおサイフケータイのほか、楽天UN-LIMITはテザリングも無料なので、モバイルルーターとしての使い方も大いにありです。スマホ決済やテザリングをバリバリ使う人にとっては魅力満載の端末ではないでしょうか。
それが今なら納期はかかりますが1円で購入できるのが嬉しいところです。1年タダの楽天回線とあわせて最低でも1年は遊び倒せるので、契約しても損はないでしょう。
素の状態だとツルツルするのがネックですが、最終的にセリアでICカード用のパスケースとストラップを購入。ジャストサイズだったので、これで持ち運ぼうと思ってます。
1年間、じっくり堪能させていただきます(笑)
Rakuten Mini+Rakuten UN-LIMITプランセット(本体代1円+事務手数料3300円) 価格:3,301円 |
価格:880円 |
最後まで読んでいただき、
ありがとうございました!
こちらもチェックしてみてください!