ディズニーのパークチケットは本当に”高すぎる”のか?

このサイトでは
アフィリエイト広告を表示しております。
ご了承の上、お読みください。 
▶詳しくはこちら

みずにゃん

どうも、みずにゃんです。

先日、東京ディズニーリゾート(TDR)にある2パークの入園料金(パークチケット料金)の改定が発表され、各所から「高すぎる」との声を多数見かけ、ニュースにもなっています。
TDRの入園料金は本当に高いのか?せっかくなので、ちょっと考えてみたいと思います。

TDRがパークチケット料金を改定する背景

TDRでは以前から入園料金変動制を導入しています。これは従来からの「平日はガラガラで週末は大混雑する」状況を改善することが目的です。公式では「混雑の平準化」と呼称しています。

この変動制を導入したことで、平日は以前より廉価(最安7900円)に、週末や繁忙期は従前より高くする(現在の最高は9400円)ことで入園客を抑え、どの日に行っても同様の混み具合になることを目指す料金設定です。
TDRでは変動制導入による負担を減らす施策として「障害のある方向けパスポート」や期間限定で首都圏在住者向け・学生向けの割引パスポートも発売しています。

今回、この変動制料金の上限を2段階上げることで、再繁忙期(GW・お盆やクリスマス等)では1万円を超す料金設定となりました。いっぽうで下限は据え置かれたため、再繁忙期に設定する2段階の料金が増えただけです。

東京ディズニーシー イメージ(当方撮影)

1万円を超える料金設定は先にUSJが導入発表を済ませているのですが、USJとTDRが揃って1万円を超えるパークチケット料金の設定ができたことで、SNS等で「高すぎる」との声が噴出したのです。

変動制を導入したとはいえ、週末や連休にゲストが集中する問題が解決したわけではありません。今年の春休みシーズンは9400円の日でも事前にパークチケットが完売する日があるほどの大混雑。アプリで待ち時間を見てみると、シーの「ソアリン」が3時間待ちとかザラのようでした(※うらにゃんが毎日チェックしてました)

行動制限とマスク制限のない今、混雑が増していくのは目に見えているので、このタイミングで”再繁忙期”の料金設定を見直す必要に迫られたのは自然でしょう。

確かに高すぎる。でも納得はしてしまう・・・

TDR・USJのパークチケットは、はっきり言って高すぎる、と僕でも思います。

2025年大阪万博の入場料金(予定)が7,500円なので、期間限定の万博よりも常設のテーマパークのほうが高い、というの点も踏まえると正直納得のいくものではありません(大阪万博もっと上げたらどうか…?)

それでも入った後でお金がかからないならまだしも、飲食や物販では追加の出費がありますし、その飲食も決して安くはありません。最近ではディズニープレミアアクセス(DPA)というのまであります。

とはいえ、現在の最高額9400円でも超満員になるパーク運営ならばもっと料金を上げる必要がある、というオリエンタルランドの考えは正解です。

安くしすぎるとゲストが集中してパンクしてしまう危険性もあります。パークの体験価値を上げるためには、高額のパークチケットは必要不可欠。ゲストにとっても、快適にパークを遊べるほうがプラスなはず。オリエンタルランドにとってもゲストにとっても本来ならばメリットのほうが大きいのです。

イメージ(写真AC)

その点を考えると、オリエンタルランドがパークチケット料金を改定することは、けっして悪ではないのです。

僕も、パークチケットの高さは納得できないのですが、混雑具合に左右されるパークの体験価値を考えると、仕方ないのかなと思っています。

物価高で責めるならば、税などを増やしておきながら国民に恩恵を与えてくれない、国と自民党と岸田文雄総理を責めるべきです。

年パスを復活させないのは正解??

TDRがUSJとは異なり年パスを復活させないのも同じく正解です。

従前の年パスはオリエンタルランドの決算資料などを読むとわかりますが、収益性の低いものでした。それでも毎回飲食やショッピングをしてくれるゲストが多いならば問題ないのですが、散歩コースとしての入園(=パーク内でお金を落とさない)や”パレード地蔵”のようなマナーの悪いゲストも多かったのは確かです。

本当にTDR大好きな人ならば、通常料金でもちゃんと来てくれます。だから年パスをやめてもTDRファンが離れていくわけでは無いですから年パスを辞めるのも自然な考えですね。

遠方客向けの割引サービスを

とはいえTDRにかける料金が高いのはパークチケットに限った話ではありません。とくに遠方客はTDRに直接払う代金だけでなく、TDRまでの交通費やホテル代金なども必要になり、ファミリーで遠くから行こうとすると軽く10万円を超してしまうほどになってしまいます。

TDRとオリエンタルランドに対して僕が求めたいのは、遠方客向けの割引優待制度です。

僕がベストだと思うのは、地域別のパークチケット。公式サイトでのパークチケットの購入で住所登録と本人確認を必須にして、登録された住所がある地域料金のパークチケットを発売する仕組みです。
首都圏を一番高額の設定とし、九州や北海道など遠くなる人へは半額くらいに割り引く。地方の人が必ずしも閑散期に行けるわけでもないので、再繁忙期以外は通年で地域制料金(割引)を採用する、という感じです。

その他、ディズニーホテルの割引、DPAの1回無料優遇、遠方客限定でハッピーエントリーの対象を広げる、など遠方から来るゲストのパーク体験価値を上げる施策をもっと取り組んでほしい、と提言して今日はここで筆を置きます。 みず

イメージ(当方撮影)

最後まで読んでいただき、
ありがとうございました!

こちらもチェックしてみてください!