どうも、みずにゃんです。
去年秋から乗っている原付スクーター、ヤマハ・ビーノに乗り続けて1年が経ちました。
徒歩や自転車や公共交通では行くことが叶わなかった場所へ行く難易度は大きく下がり、通勤・買い物・普段遣い・通院・遊び(日帰りツーリング)をすべてこなし、1年で1万km近く走り続けました。
1万kmも走っていれば、いろいろな出会いや発見ももちろんあります。
今日は、これまでブログネタにしてこなかった話題をお届け。
私と同色のビーノがトレードマークの珈琲屋
それは2月、あの追突事故の日。事故は幸いにも走行・メカにダメージが行くことはなく自走できました。
事故現場が地下鉄庄内通駅の北で、とりあえず自宅方面へ戻るべく江川線(名草線)を南下させていたら、ぼくのものと全く同じワインレッドのビーノが飾ってある場所を発見。
ちらっと信号待ちで覗いてみると、「珈琲」と書いてあるし「ランチ」の旗も振られています。つまり、カフェなのかな?
・・・というのが、庄内通駅からすぐのところにある「フェアトレード珈琲院」さんとの出会いでした。あまりにも、偶然で運命的な邂逅だったに違いありません。
入った僕を出迎えてくれたのは、とてもフレンドリーなマスター(ご店主)。明るい曲調のモーニングジャズが軽やかに流れ、現代的で落ち着きのある店内です。
カウンターを遮るアクリル板なんか当然なくて、マスターともコミュニケーションを楽しめるのも、このお店の魅力のひとつ。
マスターは、コーヒー製造メーカーで長年コーヒーに携わっておられ、そのノウハウを活かして2023年夏に開業したのが「フェアトレード珈琲院」なのです。
店名にもあるように「フェアトレードのコーヒー」がウリ。名古屋市はSDGsが世の中で叫ばれるようになる前からフェアトレードに力を入れていて、久屋大通公園などでは時折フェアトレードのイベントが行われていたりもします。
店内で取り扱われているコーヒーはすべてフェアトレードの豆で、ニカラグアやメキシコなどの豆がメイン。
最もスタンダードな「庄内ブレンド」は一杯450円(税込・2024年11月現在)と非常にリーズナブルな価格を実現しています。コメダやスタバのノーマルのコーヒーがレギュラーサイズ500円以上すると考えれば、この価格で元が取れるのか?と勘ぐってしまうほどです。
朝は7:30から空いていてモーニングも楽しめます。モーニングはすべてホットドッグで、1番人気は”数量限定”と称するローストビーフサンド。地元高校生との共同開発メニューも。
一方のランチメニューも人気はやっぱりローストビーフ丼。フードメニューに使用される食材も、できうる限り地産地消。ローストビーフも愛知県知多半島産の知多牛を使用しています。
僕がこのカフェに惚れてしまった最大の理由は、コーヒーの味です。さっぱりしていて、とても飲みやすかったのです。クセがなく、味が長続き。
スタバやコメダのコーヒーがどうしても舌に合わなかった僕がおかわりするくらいです。リピーター客が多いのは、間違いなく高評価の証でしょう。
ということで、このフェアトレード珈琲院さんに時折僕がいますけど、僕の姿は見なかったことにしてね(笑)
北へ、西へ、東へ・・・
この1年でビーノとともに鉄道だけではなかなか行くことのできなかった場所へ、いろいろと足を運ぶことができるようになり、遠距離の日帰りツーリングも何度かチャレンジしてみました。
下呂温泉に行ったのは以前紹介しているので、その後の遠距離ツーリングをちょっとご紹介。
そうだ、京都行こう
春は桜が満開の京都へ。深夜2時に家を出て、石槫トンネルをくぐり、約6時間かけての入洛。観光客がまだ少ない7時半すぎに清水の駐車場に到着。
京都は車で行くと駐車場や渋滞で頭を悩ませるところですが、バイクで行けば駐輪場の確保にはそれほど困りません。清水も嵐山も一番近い市営駐車場に停めることができました。
ただ、あまりの遠距離でライドの疲労が大きくて現地観光はあまり楽しめなかったのが悔いです。渡月橋はうんざりするほどの人でしたし(笑)
桜は充分に楽しめましたし嵐山でお風呂も入れましたし、良い一日でした。帰り(関ケ原経由)は滋賀県内で通勤渋滞にドハマリして帰宅は23時でしたが・・・。
給油は行き帰りで1回づつの2回で済みました。満タンに近い状態で家を出て行きは大津市内、帰りは彦根市内まで持ちました。
信濃国に入国
夏は八草から稲武に入り、長野県の飯田市まで足を伸ばしました。もともと稲武までは前々から行ってみたいポイントだったのですが、せっかくならばその先の信濃の国へ入ってみたく、昼神温泉でお風呂に浸かり、飯田市街地にあるブックオフとハードオフを見て中津川からの国道19号経由で帰ってきました。
途中、心霊スポットとして人気の高い伊勢神トンネルをくぐらせましたが、運良く(?)あれから厄は降りていません(笑)
この日は夕立もなく快晴で、楽しく走れました。道中の給油は2回でした。
郡上へ清涼旅
まだまだ残暑の残る10月。清涼を求めて、郡上市へビーノを向けます。
旧名鉄美濃駅を見学して、遠距離ツーリングでは欠かせないお風呂を求めて、郡上大和にある道の駅へ。お風呂を堪能したあとは郡上八幡へ降りて、ラーメンを啜って帰るという、弾丸行程。
道中、突然起きたウィンカー不具合を抱えながらも、足回りに異常はなく家まで完走。翌日の修理に持っていったところ、ウィンカー不具合の原因はヒューズ切れと判明し、500円で治りました。
街、海、山、田園・・・
この他にも、岡崎、鈴鹿、海津などにも足を伸ばしています。名古屋の都心はもちろん、海の前へ何度も行き、山中の峠を何度も超え・・・。
ビーノはさまざまなシーンで遺憾なく活躍してくれていて、本当に頼もしい存在です。
4万キロのビーノに挑ませる、次のミッション
この記事を書いているタイミングで、ビーノの総走行距離(前オーナーの走行距離を含む)が4万km目前まで来ました。そんな4万kmビーノちゃんと次に挑むのは、お泊りツーリングです。
ビーノを手に入れたときからビーノで宿泊を伴う旅をしてみたいという構想はあったものの、予算面でなかなか折り合いをつけることがこの1年はかないませんでした。
最近になって宿を押さえる費用も確保ができるようになったので、12月と1月で2回、”ビーノと一人旅”の行程を組みました(下旬にはうらにゃんと千葉県入りの予定もあり、短期間で3回旅行をするスケジュールです)
今月は、ウチのビーノの”故郷のひとつ”でもある大阪市内へ”帰郷”します。購入時、大阪のバイク店のシールが貼ってあり、大阪からやってきた個体だったのです(追突事故修理の際、外装交換のためシールはなくなりました)
みなさんもご存知の大阪の有名スポット数カ所へ、ウチのビーノが出没予定です(笑)
1月は浜松へ1泊旅をします。浜松旅はグルメ主体の旅になる予定。浜松餃子とさわやかのハンバーグを味わい、うなぎパイファクトリーへ大好きうなぎパイを買いに行きます。
もちろんヤマハ車で行きますからこれは外せないと思うのが、お隣磐田市のヤマハ発動機本社にあるコミュニケーションプラザです。旅程が運良く開館日ですので、ビーノの”もう一つの故郷”へも足を運んでみようと思います。
まだまだ、これから!
来月の転勤で都心まで行く必要がなくなり通勤距離は短くなりますが、これからも日常の足としてビーノは大いに活躍していきます。
リアタイヤも交換しましたし、まだまだこれからも走り続けます。来年以降もたくさん走り込めたらと思います! みず