ゴールド免許のペーパー原付ドライバー、「ヤマハ・ビーノ」で”ペーパー”返上!

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みずにゃん

どうも、みずにゃんです。

29回目の誕生日を迎えました。もうすぐ20代を名乗れなくなると思うと、なんだか寂しい気持ちになってきます・・・(笑)

自転車&電車通勤はもう懲り懲りだ!

原付(50ccの原付一種)の免許を平針の試験場で取得して8年半。免許取得日の教習で乗った日以来、原付は一度も乗ることなく、購入検討も10万給付金のときに一度考えただけで、結局ずっとペーパードライバーでした。気づけば免許証はゴールド帯で「優良」の2文字が踊っています。

そんな僕ですが、通勤場所が10月から変わりまして、名古屋市の中心部まで通うことになりました。交通費支給が無いと言われ、名鉄沿線に住む僕は交通費を浮かすために名鉄を使わず、とある地下鉄駅まで自転車で30分強、そこから地下鉄で25分。計1時間の通勤ルートを設定したのです。

しかしその通勤道で僕を待っていたのは、”ストレス”と”疲労”でした。川を越えるためのアップダウンが複数回あり体力を激しく消耗するほか、地下鉄は通学時間帯と丸かぶりで聞きたくもない賑やかな声が舞っています。

このルートでの通勤を1ヶ月ほど続けたのですが、あまりのストレス・イライラで身体にしびれを感じて途中駅で下車したことも何度かあったほどです。心身ともにボロボロで在宅勤務や通勤先を戻すことも脳裏に入れていたくらいです。

日常生活でも大きな不便を感じていたので欲を言うなら住環境を変えるのが理想ですが、そうはいきません。今すぐにストレスを抱えにくくて済む通勤ルートはないか、そう考えた末に出た結論が“原付通勤”だったのです。

とはいえ、8年半も乗っていないし、免許取得日に乗ったスクーターも全然乗れるレベルにならなかった僕が、はたして原付で通勤できるのか?不安で仕方なかったのですが、ストレスを抱えながらの通勤も懲り懲り。1日でも早くスッキリしたくて、さっそくバイク屋へ足を運ばせます。

見た目で選ぶなら、やっぱりビーノ!

近所の中古バイクショップは、なんと原付を専門に取り扱っているお店でした。今時珍しいのでは??
店前にはズラッとスクーターが並んでいますが、最前列はすべてヤマハのビーノ。やはり見た目で選んでいる人も多そうですね。

そのうしろにはホンダ・トゥデイやスズキ・レッツ4などが顔を並ばせます。車種もピンキリで悩みますが、街乗りならどれを選んでも大差はなさそうです。レッツやホンダDioあたりの角ばったデザインがどうも好きになれないし、トゥデイは安っぽい感じで(実際エンジンがイマイチ?)何かピンとくるものがありませんでした。

「でも毎日乗るものだし愛着の持てそうな車がいいよね」と指を指した先は、最前列中最も安いプライスカードの付いた、ワインレッドの4ストのビーノ(XC50)でした。

僕とビーノとの日々は、ここから始まったのです。

※エンジンを切り歩行者として入園し、安全を確認した上で撮影しています。

なぜビーノは人気なのか?

ファッショナブルな外観が特徴のビーノは人気車種のひとつ。初代2ストモデルは1997年の生まれで、以後4ストローク化や幾度ものモデルチェンジ、生産工場移管などを経て現在に至ります。ファッショナブルなモデルなので毎年新色が登場するのも、特徴のひとつです。
現在はホンダ・ジョルノのOEM車種で、ホンダ熊本製作所で生産されています。

デザインで選ぶユーザーも多いらしく、生産期間も長いので中古車が豊富で入手しやすく、もちろん新車も買えるモデルなので、新旧とりどりのビーノを街中で見ることができるのです。

キャンプブームに火をつけた「ゆるキャン△」では主役のひとり・志摩リンが水色のビーノ(※作品内の色は市販されたことがないフィクション設定)でキャンプへ向かう姿が描写されています。

ビーノは電動モデル(e-VINO)もラインナップされています。こちらは出川哲朗さんが”充電旅”で乗っているやつですね。

ワインレッドのボディにうっとり

ワインを車名の由来としている割には、ワインを連想させるカラーリングは歴代モデルを見ても意外と少なかったりします。
ですが、今回僕が乗ることになったビーノはまさに”赤ワイン”の言葉が似合いそうな赤色です。というのも、この色「ダークパープリッシュレッドカクテル3」といって、初代(2スト)発売時に採用された色なんです。そういう意味では、もっともビーノらしいカラーリングかもしれません(色名”ワイン”じゃなくて”カクテル”じゃん、って突っ込んであげたいけどw)

型番はSA26Jで、2006年モデル。4ストロークでフィールインジェクションはありません。2006年はまだ僕は小学生ですし、ニコンFXフォーマットは未登場、インテルMacが出たばかりでWindowsはまだVistaの時代。

そう考えるとかなり古いチョイスのようにも見えるのですが、構造がシンプルな原付はメンテナンスしていれば長く乗り続けることが可能なのです。納車前整備では、新品オイル、ヘッドライトLED化、サスペンション調整などがされていました。

前ポケットがあれば最高だったのだが。シートは交換されているようだ
盗難防止用のGロックシステムが採用されている
スイッチ周りは最新車を見てるとさすがに古さを感じるが、これくらいがファッショナブルでいい気がする
ミラーは純正品で質感がグッド

車両価格が安かったのは、車体の傷が目立つから。まあどうせヘタクソ運転で傷は増えるだろうと思い気にしなかったのですが、とあるリサイクルショップで色が近そうな車用のボディペイントを1本33円で購入して、ヒマを見つけては塗り塗りしています。夜中照らされると補修がバレバレ(笑)ですが、日光のもとならかなり見栄えが良くなりました。

ホンダ4輪車用。インテグラって何年前だよ・・・(笑)
遠目で見る分にはいくぶんか良くなりました

自由度がかなり増えた!

最初はやっぱり怖かったのですが、2〜3日でほぼスムーズに乗り回せるようになりました。交通量と信号の多い都心部を通過するため通勤時間の短縮効果は全くありませんが、通勤時のストレスは大幅に減り、気分も身体も楽になりました。

電車の時間をいっさい気にすることなく、自分の好きな時間、好きなルートで走れるようになったので、行動の自由度が今までよりもグッと大きくなったのが嬉しいです。仕事帰りに寄り道しやすくなったし、電車バスだとなかなか行きにくかったロードサイドのお店へも行きやすくなって便利です。

行動範囲が拡がったことで、街中も山も海も、行こうと思えばどこへでもいけます。身体の疲労も落ち着いてきたので、休日もドライブに行きたいと思うようになりました。

街中に置いても映えると思います
※エンジンを切り歩行者として入った状態で撮影しています。
何気ない景色に、彩りを加えてくれる存在ですね

名古屋市は50ccの駐輪スポットは各所に用意されているので、東京都心のように駐輪場不足で走りづらいというほどでは無いと思われます。
原付OKの市営駐輪場は障害者の減免制度もあり、手帳持ちの僕は駐輪代を気にすることなく通勤できています。しかもガソリン代は休日ドライブ含めて3〜4日に500円なので、地下鉄を障害者割引運賃で乗る(往復260円)よりも安上がりなのです。

某所のENEOSでセルフ給油したらこんな感じ

これ一台で生活が激変!

ビーノを1台手にできたことで、今までとは違う全く別の楽しみを見つけることができ、僕の生活に大きな刺激になりました。

今日は、ビーノちゃんと一緒にどこへ行こう? みず

最後まで読んでいただき、
ありがとうございました!

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