どうも、みずにゃんです。
もうすぐ当ブログが9周年を迎えます。そんなグッドなタイミングで、”超ビッグ”なニュースが入ってきました。どんなニュースかは、近日中に公開します。お楽しみに!
Adobeとゲームができて薄いやつがほしい!
先々月にThinkPad L580を購入したことで僕のノートパソコンが2台体制になりました。とくに不満は感じていないのですが・・・。
先月になってAdobe Creative Cloud(コンプリートプラン)に再加入したのでPhotoshopやIllustratorを入れたところ、若干ですがモッサリな感じ。この2台は画面も16:9なのでA4のアートボードだと窮屈感が否めず、もうちょっとクリエイティブ作業に向いたPCが欲しいと思うようになりました。
さらに最近、またSteamのPCゲームをやりたいなと思いつつあったのです。1年ほどプレイしていない「シティーズスカイライン」もそうですが、「ウイニングポスト」がやりたいなと思ってました。
それだったらゲーミングノートパソコンを買えばいいじゃん、と思うじゃないですか。Adobeも問題なく動くはずだし。
でも、ゲーミングノートだと厚くて重くて持ち運びに難があるんですよ。それに要らない部分が光ったりして、職場とかカフェで使用するには、ちょっとキツイ(笑)
もうちょっとモバイル性があって程々のゲームもこなせるパソコンは無いか・・・いろいろ調べた上で行き着いた先が「Surface Book」という2in1のシリーズです。
クリエイトもゲームもできる高性能
「Surface Book」シリーズはマイクロソフトSurfaceシリーズのかつての最上位グレードで、ライバルのMacBook Proを意識してクリエイターをターゲットとしたモデル。
Surface伝統の2in1スタイルや高品位デザインはそのままに、CPUやグラフィックなどを可能な限り高スペックなものを用意し、イラストから動画編集までを幅広くサポートしています。
とりわけ、Bookシリーズの第2世代にあたる「Surface Book 2」15インチモデルはWindows11対応の第8世代Core i7 8650Uや16GBメモリに加え、グラフィックにNVIDIA GeForce GTX 1060(GDDR5 6GB)が搭載されているのです。6GBのGTX1060であればAdobeのソフト群はもちろん、Steamで配信されているゲームもそれなりには動かせます。
ウイポも最新の10は厳しいけど、一つ前の「9 2022」ならプレイできそうなスペックです。
Surface Book 2 15インチモデル (512GB) | MacBook Pro 15インチモデル (2017・512GB) ※比較用 | |
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発売当時の公式価格 | 約35万円 | 約30万円 |
OS | Windows10 Pro (11 Pro対応) | macOS 10.13.6~ |
CPU | Core i7 8650U 4C8T | Core i7 7820HQ 4C8T |
RAM | LPDDR3 16GB | LPDDR3 16GB |
SSD | 512GB | 512GB |
ディスプレイ | 15インチPixelSense 3240 x 2160 タッチ対応 Surfaceペン対応 | 15.4インチRetina 2,880 x 1,800 タッチ非対応 |
オンチップ グラフィック | Intel UHD 620 | Intel UHD 630 |
外部 グラフィック | GeForce GTX1060 6GB GDDR5 | Radeon Pro 560 4GB GDDR5 |
充電 | Surfaceコネクタ USB-C(PD) | USB-C (Thunderbolt 3) |
カメラ | イン:500万画素 アウト:800万画素 | イン: 720p FaceTime |
バッテリー | 2個搭載 ビデオ最大17時間 | 1個搭載 76.0Whバッテリー ビデオ最大10時間 |
タブレット単体使用 | ◯ | ✕ |
こんな高性能では当然ですが新品価格はMacBook Pro並の30万円台。ほんなら中古も高いのかと思ったら、Windowsだからか実はそんなに高くなくて、並のゲーミングノートを買うよりも安い部類だったりします。
探したら、ちょうど名古屋駅前ビックカメラにあるソフマップの中古フロアに(Surface Book 2 15インチとしては)手頃な個体が置いてあるではないですか!
ウイポ9 2022も在庫処分で半額以下になっていたので、両方合わせてお持ち帰りです!
スマートなボディスタイル
Surfaceらしい洗練としたプロダクトデザインは見ていてうっとりします。Laptopシリーズのような高級感があります。
2in1ということでタブレットにもなるディスプレイのほうが本体。電源ボタンやイヤホンジャック等がこちら側にあるのが通常のノートパソコンと異なる点です。一方で各種端子やGTX1060はキーボード部に備わっているため、タブレットメインでの仕様にはあまり適していないともいえます(後述)
充電はSurface独自端子だけでなくUSB-C端子からも充電できます。高速充電時や高負荷作業時は付属のアダプタで、長時間電源に接続するときはUSB-C充電と使い分けができます。
キーボードはわずかに傾斜が設けられています。ストロークがちょうどいい感じで、MateBook D15のように浅くもなく、ThinkPad L580のように深い感じもなく、非常に打ちやすいと感じるのは僕だけでしょうか(プラシーボかも??)
Steamのゲームが動く!
ベンチマーク的なことはやっていませんが、Illustratorを試してみた感じでは、ThinkPad L580で作業するときよりも処理速度が向上してスムーズに作業が行えていると感じます。クリエイター向けとだけあってAdobeのソフト群は概ね快適に動作している感じですね。お絵かきメインならタブレットモードでも良さそうです。
シティーズスカイラインとウイポ9 2022もちゃんと起動しました。GTX1060の恩恵もあり、20個以上MODが入っているシティーズスカイラインの都市データも問題なく動作しています。
ウイポは処理落ちすることなく非常に快適にプレイできていますが、画面のアスペクト比の関係でフルスクリーンや高解像度でのプレイができないのがちょっと惜しい。
冷却ファンがしっかり回ってくれるぶん、発熱も思ったよりは熱を持つことなく、熱による処理落ちはほとんど感じられません。
グラフィックの切り替えは自動で、キーボード装着時でも重負荷作業のときのみGTX1060が機能する設計。ブラウジングや文書作成のような軽い作業は原則Core i7のインテルグラフィックスで動作します。タブレット単体時はインテルグラフィックスのみで動作します。重い作業のときはキーボード部が必須です。
一つだけ残念なのが、ときどきGTX1060を認識しなくなる不具合を持っており、Surface Book 2が世間であまり高評価にならなかった要因にもなっています。対処法はいくつかありますが、何度か本体を付け外しするというアナログな方法を取らざるを得ないのはマイナスポイントです。
仕事にも遊びにも使える万能PCだ!
Surface Book 2は発売から5年経つ2023年の今基準で見ても高スペック。さすがMacBook Proの対抗馬とあってビジュアル関連の編集制作に適しているだけでなく、エントリー~ミドルクラスのゲーミングPCとしても活躍できる点やタブレット端末としても活用できる点も加味すると万能なパソコンではないかと感じます。
(もとが30万円台のモデルですから当然かも知れませんが・・・)
日常使いでストレスのないスペックを求める方にはもちろん、重くなくて無駄に光らないゲーミングPCが欲しい人にも向いています。同世代のゲーミングノートよりも中古相場が安いので、上記の不具合は回避できないものの、Steamでゲームをライトに楽しみたい人にも向いているかも。
ただしSurface Book 2はマイクロソフトのサポートは終了しています。後継機のSurface Book 3が比較的手頃になってきたので今から買うならBook 3もぜひ検討してみてください。
今回のSurface Book 2の投入により、1年以上コンビを組んできたHUAWEI D 15と”コンビを解消”して、仕事用(文書作成やブログ)のThinkPad L580、遊び用(デザインとゲーム)のSurface Book 2で使い分けていく構成にしていこうと考えています。 みず