どうも、みずにゃんです。
最近異動になりまして、数年ぶりの電車通勤になった僕のマストアイテムはSOUNDPEATSさんの完全ワイヤレスイヤホン(TWS)「Opera 03 / 05」です。精度の高いノイズキャンセリングと、小粒ながら迫力のあるパワフルなサウンドが気に入り、毎日愛用しています。
そのSOUNDPEATSさんから新登場のTWS「GoFree 2」を試す機会に恵まれました。後述しますが「GoFree 2」はOperaシリーズとは対極のコンセプトのTWSです。耳を塞がない、オープンな世界へご案内します。
この記事はSOUNDPEATS様の製品ご提供によるPR記事です。記事化する機会をいただきましたSOUNDPEATS様にこの場を借りてお礼申し上げます。
“耳を塞がないイヤホン”の世界へようこそ
今回レビューした「GoFree 2」は、いわゆる“耳を塞がない”イヤホンのひとつです。
最近では外音を取り込みながら音楽も楽しむ「ながら聴き」スタイルが人気になっています。各社からもながら聴きに対応した耳を塞がないタイプのイヤホンが続々と登場しています。
耳を塞がないタイプは「オープンエア(開放型)」と「骨伝導タイプ」の2つに大別できますが、「GoFree 2」は前者のオープンエアタイプ。
イヤホンとしては大柄の16.2mm径ドライバーを採用。ハイレゾ認証をクリアし、SBCやAACよりも高音質のLDACコーデックにも対応しています(※AACやLDACはスマホ等の本体側も対応している必要があります。iPhoneはAAC対応です)
それだけ高スペックなのに、通常価格(定価)はわずか7,880円(税込)というビックリ価格!いつも通り、コストパフォマンスには妥協がないのがSOUNDPEATSさんの魅力のひとつでもあると言えます。
Bluetoothバージョン | 5.3 |
対応プロファイル | A2DP 1.3,AVRCP 1.6,HFP 1.7,SPP 1.2,GATT |
対応コーデック | AAC,SBC,LDAC |
通信範囲 | 10m |
本体寸法(L*W*H) | 84.4*65.3*28.9mm(ケース込み) |
重量 | 約9g(イヤホン/片側) 約71g(充電ケース+イヤホン両側) |
防水規格 | IPX5 |
バッテリー容量 | 450mAh(ケース) 60mAh*2(イヤホン) |
最大再生時間 | 約9時間 約35時間 (充電ケース併用) |
イヤホン本体充電時間 | 1.5時間 |
充電ポート(端子) | USB Type C |
通常価格 | 7,880円(税込) |
1万以下クラスと思えない高品質が、自由へ誘う。
SOUNDPEATSさんらしくシンプルで清潔感のある化粧箱を開けると、TWSとしては大きめのケースが姿を表します。
イヤホン本体は、ケースの中にきれいに収まっていました。開梱時は端子がシールでカバーされているので、充電が必要です。価格相応と言ったら失礼なくらいの、高品位なデザインフィニッシュです。
カナル型でもないので付属品はすっきりとした構成で、取説類と充電ケーブルのみです。充電端子はUSB-C(Type-C)で、汎用のケーブルも使用可能。1.5時間で満充電になります。
装着は耳にかけるだけ。重さはわずか9gで軽量な装着感を実現します。カナル型の閉塞感がなく、幅広い人にフィットすると思います。僕はメガネを掛けているのでメガネフレームとの干渉が気になっていましたが、全く問題なく快適な装着感だと感じてます。
ペアリングは本体を充電ケースから外すだけ。2台同時のペアリングが可能で、PCでサウンドを流しつつ、着信が来たらスマホの音声に切り替える、などといった使い方ができます。
もちろんSOUNDPEATSアプリにも対応済みで、専用のイコライザーやゲームモードが使用できるのも、強みです。
オープンエアならではの、”音の制約”の少なさ
一昔前の(AirPodsのような)オープンエアのイヤホンは、構造上どうしても低域の量感を充分に出すことができず、迫力に欠ける、という大きすぎるデメリットがありました。
このオープンエアの抱えるデメリットを「GoFree 2」は見事に解消。最初に装着して音を流してみたとき、その低域の量はもちろん、鳴り方にも驚きを感じました。
今回はXperia5 ⅣでApple Musicのストリーミング音源、ストレージ内のFLAC音源、旧来のウォークマンから移してきたAAC音源(ATRACから変換)といろいろなタイプの音源で試してみたのですが、GoFree 2のサウンドはFLAC音源などのハイレゾサウンドをもっと聴きたくなる、そんなチューニングに感じます。
閉塞感が無いこと、それはオープンエアだからこそ、です。閉じ込める要素がないぶん、音の拡がりはSOUNDPEATSがフラグシップモデルとして据えるOpera 05をも凌駕し、”自由度”はOperaシリーズを超えるのは間違いないです。
ただしすべての面でOpera 05に勝るわけではなく、繊細さ、高域の伸びなどはOpera 05に軍配があがります。Operaシリーズは、その点でちゃんとフラグシップとしてふさわしいという点にも改めて気付かされました。
「Operaとの併用」がベストな理由
最初にも書いたのですが、「GoFree 2」と「Opera」シリーズは完全に対極のポジションにいます。「GoFree 2」は外の音を可能な限り取り込む存在である一方で、その逆でOperaシリーズはカナル型&ノイズキャンセリングで外音をシャットアウトする存在です。
「GoFree 2」は構造上遮音性や音漏れ防止は考慮されておらず、普通の音量でもうらにゃんから「音漏れしてる」って言われたくらいなので、電車の中などでは使いにくいでしょう。
だからこそ、「GoFree 2」を手に取ってもらうユーザーさんには、「Opera」シリーズも手に取ってほしいと思います。キャラクターが違う2本を使い分けするのがベストだと考えているからです。
“キャラは違う”と今言いましたけど、それは使い勝手の話であって、サウンドはどちらもSOUNDPEATSさんの安定したチューニングですから、この2本を併用していくにも違和感は少なくて済みます。
なによりも、通常価格ベースでも2本で2万円前後ですから、迷いなく両方とも購入していただき、SOUNDPEATSさんの世界観を体感してもらいたいな、と感じています。
さあ、自由はすぐそこ。
ここまで熱く語れるイヤホンは過去にあったでしょうか。「GoFree 2」がそれほどに僕をびっくりさせたイヤホンであることは、間違いないでしょう。
先代モデル「GoFree」は販路が限定されていましたが、「GoFree 2」はAmazonで購入できるようになり、お求めやすくなっています。
さあ、”自由”はすぐそこ。 みず