
どうも、みずにゃんです。
今回は、先月の北海道旅行の旅レポの最終回をお届けします。
前回はこちら↓
自転車で静内を満喫!
静内エクリプスホテルで3日目の朝を迎えました。
馬券風の朝食券を持って9階レストランでバイキング形式の朝食を楽しみます。この日も快晴の日高地方、遠くに見える海も透明度高そうです。

エクリプスホテルでは宿泊者向けにレンタサイクルのサービスがあります。
時間制限はとくに無く、レンタル料金もかかりません。
朝10時のチェックアウトに合わせて、シティサイクルをお借りし、静内の街に繰り出します。

静内のイオンは日高地方で唯一のイオンで、2階にあるゲーセンには馬産地らしく、サラブレッドコレクションがキャッチャーにたくさん積んでありました。

町内で唯一のリユースショップには、これまた馬産地らしくハミや腹帯、蹄鉄など、実使用の馬具が並んでいて驚きでした。
ハミは新品で買うと2~3万円はするらしく、作りも頑丈なので中古で買い求める牧場さんも多数いらっしゃるのでしょうね。
町内の中学高校の女子制服が普通に売られているのも、これまた衝撃でしたが(笑)
お土産にドイツ製のハミをひとつ、買ってきました。
北海道は海鮮も美味しい・・・ということで、イオン前にある寿司屋でランチ。
平日のランチタイムということで、天ぷらやそばも味わえるオトクなランチセットをいただきました。
ネタも上品で、名古屋近辺ではとても食べられない美味しさの味です(魚べいも言うほど美味しくないですしね・・・笑)


アロースタッドを見学
ランチ後、市街地を抜けて北上します。住宅街からだんだんとのどかな風景に移り行く変化を楽しみながら、北へ約10km。
だんだんと新ひだかの生産牧場が集まるエリアへと入っていきます。


坂を登ると、「桜舞馬公園(オウマイホースパーク)」にたどり着きます。
ここに、牧場見学の案内所が設置されています。

新ひだかの牧場で今シーズン見学できるのは、「アロースタッド」さんと「レックススタッド」さんで、いずれも種牡馬を繋養している牧場です。
アロースタッドさんは7月中旬から見学開始で、レックススタッドさんは8月の見学開始でしたので、今回はアロースタッドさんを見学します。
見学の際に、公園の案内所で受付が必須です。
アロースタッドの主な繋養馬は、以下の通り。(カッコ内はGI勝ち鞍)
- ディーマジェスティ(2016年皐月賞)
- エポカドーロ(2018年皐月賞)
- ダノンプレミアム(2017年朝日杯フューチュリティステークス)
- トランセンド(2010-2011年にJRAのダートGIを3勝)
- カフェファラオ(2021-2022年フェブラリーステークスを連覇)
- テーオーケインズ(2021年チャンピオンズカップ)
- モズアスコット(2018年安田記念&2020年フェブラリーSの二刀流)
- ステルヴィオ(2018年マイルチャンピオンシップ)
- ビッグアーサー(2016年高松宮記念)
- セイウンコウセイ(2017年高松宮記念)
- ファストフォース(2023年高松宮記念)
- シニスターミニスター(テーオーケインズの父で、南関東3冠馬ミックファイア等を輩出)
- カルフォルニアクローム(2014年のアメリカ2冠馬でG1を7勝)
現在はダート馬や短距離馬が中心で、社台入りしなかった重賞馬たちの受け皿にもなっています。
パンサラッサ(2023年サウジカップ優勝馬)も籍を置いていますがシャトル運用が組まれているため、夏の見学シーズンはオーストラリアにいて不在です。
過去にはタマモクロスやブライアンズタイム等、名馬が数多く暮らした場所でもあります。
初日にヴェルサイユリゾートファームでお会いしたワンダーアキュートも種牡馬時代はアロースタッドで過ごしていました。
来シーズンからは2023年ドバイワールドカップを勝ったウシュバテソーロが入厩を予定しています。

アロースタッドの一般見学時間は、15~16時の60分。
全頭が厩舎に戻っていて、厩舎の外から眺めることができます。
撮影は動画含めてOKで、SNSアップロードも可能です(レックスは動画撮影禁止とのことです)
牧場見学に関する条件やルールは変更される場合があります。
見学訪問の際は、「競走馬のふるさと案内所」ウェブサイト や、静内にある「競走馬のふるさと案内所」事務所にて、事前に見学ルールを確認いただきますよう、お願いします。






短い時間でしたが、濃密な1時間でした!
ちっちゃくて可愛いメロディーレーンの世界
ホテルに戻ってきて、最後泊まる部屋の鍵を受け取ります。
今宵は、「メロディーレーン」ちゃんのコンセプトルームです。

メロディーレーンはタイトルホルダーの半姉で、3冠馬オルフェーヴル産駒の牝馬です。
非常に小柄で可愛いスタイルが人気を呼んだだけでなく、オープン入りできる能力を持ち、JRAで最小体重での勝利記録も持っています。
その可愛さとは裏腹に父譲りのスタミナを継承。ステイヤー路線を歩み続け、2019年の菊花賞ではワールドプレミアの5着となり掲示板入りする好走ぶりも見せています。
そんなメロディーレーンちゃんとオーナーの岡田牧雄氏の水色の勝負服カラーで装飾されているのが、メロディーレーンルームなのです。

部屋の広さはタイトルホルダールームと同一で、リビングルームとベッドルームの2部屋構成。


リビングには実使用ゼッケンや兄妹の蹄鉄が飾られています。
ソファなど、一部の調度品はメロディーレーンのイメージに合わせ、違うものが使用されています。


ベッドルームもタイトルホルダールームと同様に、壁面は写真(古都ステークスでしょうか)が大きくあしらわれ、シーツや枕も勝負服カラーが取り入れられています。

北海道で過ごす最後の夜。
できるだけお部屋の雰囲気を楽しみたいと思い、セイコーマートでお惣菜とサッポロクラシックを買って、部屋の中で愉しみました。

心残りはあるけれど
最終日の北海道は朝からどんよりとした空で、心残りを感じてしまうような雰囲気でした。

帰りの静内発のバスは11時過ぎ。
チェックアウトを済ませて、旧静内駅舎にあるお土産屋でお土産を買い、苫小牧行きの道南バスに乗り込みました。

途中苫小牧のイオンモール周辺を散策していたら、強い雨が降り出し始めました。
雨の中、新千歳空港へ行くバスが来て、いよいよ旅行も終わりが見えてきました。
新千歳発中部行きのANAは17時過ぎ。
雨に打たれる北海道を飛び出ると、本州は晴れ間が広がっていて、遠くに富士山の姿も捉えることができました。
セントレアには、定刻よりも早着。旅が終わりを迎えました。



またリベンジします
今回は“馬”にテーマを絞って、門別競馬を見たり、牧場を訪れたり、エクリプスホテルのコンセプトルームに泊まったりと、充実した3泊4日になりました。
ノーザンホースパークや札幌競馬場にも時間と体力が許せれば行きたかったのですが、今回は時間が合わなかったのが残念でした。
また、次回リベンジしたいと思います。
北海道は広すぎて、何度でも行きたいです。もし時間とお金があれば、愛車をフェリーに乗っけて、北の大地を愛車で走らせてみたいものです。
いつの話になるかはわかりませんが、北の大地を堪能しに行きます!またね!
(おわり)


最後まで読んでいただき、
ありがとうございました!

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