【鉄道模型をはじめよう!】#03 鉄道模型の楽しみ方は人それぞれ!

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2週間ぶりの鉄道模型ビギナーさん向け記事です。

前回:【鉄道模型をはじめよう!】#02 鉄道模型にはどんなスケールがあるの?

今回は鉄道模型の楽しみ方を紹介します。

今日はココ!

【第1章 鉄道模型のABC】

#01 鉄道模型と鉄道玩具(おもちゃ)の違いって?

#02 鉄道模型にはどんなスケールがあるの?

#03 鉄道模型の楽しみ方 ←イマココ

【第2章 Nゲージを始めてみよう】

#04 Nゲージのメーカーたち

#05 Nゲージのレールについて

#06 スターターセットから始めよう!

#07 Nゲージはどこで買うの?

#08 レイアウト(ジオラマ) 基礎編

#09 鉄道コレクションの遊び方

#10 Nゲージのカプラーについて

以下企画中・・・。

実物とはひと味違う

初めての方からすれば、鉄道模型ってどんな楽しみがあるんだろう?と思われることも多いかと思います。

実物の鉄道が乗る、撮る、音、風景・・・と多種多様なのと同じで、模型でも多種多様な楽しみ方が存在し、それは実物以上に人それぞれな気がします。

鉄道模型にはどんな楽しみがあるのか?メジャーな楽しみ方を紹介します。

 

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鉄道模型の楽しみ方

■走らせる

鉄道模型の最大の醍醐味です。ミニカー(自動車模型)や飛行機模型などではマイナーな部類ですが、鉄道模型では最大の楽しみ方といえるでしょう。

鉄道模型は走ってナンボ、なものです。せっかく動力が入っているのだから、定期的に走らせるのがやっぱり一番だと思います。

同じく走行ギミックのある鉄道玩具であるプラレールなどと違って、手元のコントローラーで速度や進行方向を自由自在に操れたり、室内灯を使って夜景を再現できたりするのも鉄道模型ならではです。最近ではDCCやTOMIXのTNOSシステムによって自動運転を楽しむことも容易ですし、スマホと連動する無線コントローラーも登場して色々なアングルから手軽に操作できるようになりました。


また、自宅で走らせることはもちろん、最近ではレンタルレイアウトという貸しジオラマが全国各地にあり、車両を長大編成をおもいっきり走らせることもできます。

■コレクションする

模型ですから、当然コレクションという楽しみ方は誰もが避けて通れません(笑)

どんな物を集めるかは人それぞれで、地元の車両、特定の鉄道会社、特定の時代の車両たち、通勤電車、寝台列車、貨物、気に入ったデザインのもの、好きな鉄道模型メーカーの製品・・・などルール付けてコレクションしているファンも多いです。

■眺める、飾る

鉄道玩具とは違って鉄道模型は精巧に作られています。なので、眺めるだけでも目の保養になります(笑)

普段使っている車両でも、屋根や床下など普段目がつかない場所などを眺めてみると、意外と面白い新発見があるかもしれません。複数メーカーから発売されている同一形式の車両を並べてみても、メーカーごとの模型に対する考えの違いも見えてきて面白いものです。

鉄道模型はブックケースに収納されることが多いですが、人によってはショーケースを買ったり自作したりして飾る方もいらっしゃいます。100円ショップのディスプレイケースに小さなジオラマを作って飾る楽しみ方は安価に始められるので初心者にもオススメです。

■作る、工作する

一般の模型の醍醐味は工作することに尽きますが、鉄道模型でも工作する楽しみはあります。

グリーンマックスはもともとキットメーカーであり、同社から多彩なキット製品が出ていますし、ワールド工芸などからもキット製品が出ています。真鍮、紙など素材も多種多様です。また、ペーパークラフトやフルスクラッチで完全自作も可能です。

また、既存の完成品に手を入れてグレードアップできるようにするパーツも銀河モデルやトレジャータウンなどのガレージメーカーから豊富に出ており、完成品をいじる楽しみも抜かりありません。

 

■レイアウト(ジオラマ)

鉄道模型で忘れてはいけないのが、レイアウトと呼ばれる風景ジオラマの存在です。

一般に車両が動かせるようになっているものが「レイアウト」、飾ることが主目的で車両を動かす前提でないものは「ジオラマ」と呼ばれます。

レイアウトといっても、テーブル上でできる超小型レイアウトから、分割式のレイアウト、レンタルレイアウトまで様々です。

ジオラマは先述の通り100円ショップの具材などでも手軽に作れることができ、鉄道模型を安価に楽しむ方法のひとつ。

車両を集めて動かすことはもちろんですが、このレイアウトやジオラマを作ることも鉄道模型の基本的な楽しみのひとつです。

 

■模型撮り鉄


高画質スマホカメラの登場とTwitterやインスタといったSNSの普及により最近勢力を増してきている分野。

特にレンタルレイアウトではジオラマの中を走る車両を撮影するファンの方が増えています。ライト類が常点灯の車両が増えたことでリアルな走行風景をより手軽に撮影することができるようになりました。

 

■模型音鉄

近頃メーカーが力を入れてきている分野で、実物同様のリアルな音声を手元で楽しむことが技術的に容易になりました。

古くはDCCやTOMIXのサウンドコントローラが有名ですが、最近ではKATOのサウンドボックスやTOMIXのホームサウンドユニットなど音声関連も非常に充実してきています。

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■模型運転士

21世紀に入るあたりから先頭にカメラを設けてテレビやスマホで運転士視線で運転を楽しむ”模型運転士”なる楽しみ方が開拓されました。

ココ最近では各社がNゲージに使える小型のアクションカメラなどが登場し、さらにTOMIXがWi-Fi方式のカメラカーを発売するなど、スマホと連動できる小型カメラが増え、この分野も勢いが増しています。

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■架空鉄道

架空鉄道は模型でも実践できます。既存キットを改造したりフルスクラッチしたりしてオリジナルデザインの車両も簡単に生み出せますし、レイアウトの世界も自分の思うままに作り出せます。

実物ではありえない組み合わせが可能なのも模型ならでは。例えば北海道の733系と九州の813系が同じ駅に並んでいたり、313系と225系を連結して”浜松〜姫路直通 新快速”など実車では絶対に起こりえない列車も模型ならやり放題ですw

■買いもの

実物の鉄道車両や廃駅なんかはいくら欲しくても99.9%の鉄道ファンが買うことはできないものです。

ですが、模型ならば話は違う。ある程度のお金さえあれば好きな車両を”買う”ことができる。コレクション趣味が高ぶってくると、この”買う”という行為そのものが鉄道模型の楽しみのひとつにもなってしまいます(笑)

最近は個人店の他にも、定価の何割引で売られるリアル店舗、通販サイト、中古ショップ、フリマアプリ・ネットオークション、eBay等の海外通販と入手経路が豊富で、それらを巡回する楽しみもあります。

ぜひ遠方の土地へ行ったら、その土地にある模型店を回ってみると面白いでしょう。

楽しみ方は自分で開拓しよう

なにはともあれ鉄道模型は”趣味”ですから、その楽しみ方は皆さんで各々開拓して手にされています。

鉄道模型を始めるなら、どうやって楽しもうかを考えた上でやっていくといいのかもしれませんね。

 

ということで、ここまでが「鉄道模型のABC」のお話です。

次回からは“実践編”ということで、Nゲージについてもっと詳しく解説していきたいと思います。

 


 


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