【2018.10.19】追記修正
この間の丸栄でワンコイン500円で入手したD70。
Photo:Canon EOS-1D MarkⅣ + EF17-40/4L
D70は2004年発売の機種なので、もう10年も前のデジカメになります。ミドルのD100より更に値下げを行い、ニコンデジイチの敷居を拡げたヒット作です。エントリー機として出されたので、当時のライバルはEOS 10Dや20DではなくEOS Kissデジタル。D70では操作系をミドル機のものと同じにしてキスデジに対抗しました。その一方で、ファインダーはペンタミラーとしオートモードを搭載するなど、エントリー機並みのコストダウンの努力もみられます。2ダイヤル操作&ペンタミラーの組み合わせは今のEOS 8000Dに通ずるところがあります。
D70とその改良版であるD70sをベースとして、さらに操作系の1ダイヤル化などのコストダウンを行ったのがD50なんです。D50と比較しますと、ファミリー層に特化したD50はD70よりもボタンを大きくしシンプルな操作に仕上がっている感じですね。
さらにD70/D70sからより中級機の機能性を追求したのがD80で、2ダイヤル・サブ液晶ありはそのままに、ペンタプリズムを採用して今のD7000系統に続くミドル機種のベースとなっています。
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液晶は1.8型だが、20Dより使いやすいものとなっています。
Photo:Canon EOS-1D MarkⅣ + EF17-40/4L
早速、試写に行ってきました(^^♪
Photo:Nikon D70 + AF-S50/1.8G
Photo:Nikon D70 + Ai Micro55/3.5
Photo:Nikon D70 + Ai Micro55/3.5
色の出方はD50に比べややあっさりしています。D50よりかはD80に近いです。
6メガという画素数はやや不足も感じ、やや解像感に物足りない傾向があるのはD50に似ているとも言えます。ただ、粒だった仕上がりではっきりと出た画になっていると思います。
もちろん10年も前のものになるし、センサーもCCDとなっているので、高感度には弱い傾向ですが、ノイズは少なく、すっきりとしていますので、充分今でも使えるカメラだとは思います。
ワンコインでここまで遊べるのであれば、ほんとに激安どころかタダ同然な感じがしますね。
デジタルは価値が低くなるのが早くなってしまうデメリットの裏に、クソ安で手に入りやすいメリットがあるのは大きいでしょう。以前憧れだった機種を安く手に入れることができるのも、中古デジタルカメラの楽しみでしょう。
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