どうも、みずにゃんです。
iPhoneからAndroidに機種変してみようと思いいろいろ考えた末、シャープの最新フラッグシップモデル「AQUOS R7」をチョイスしました。発売から間もないAQUOS R7の気になる部分を簡単にですがレビューしてみました。
iPhone購入から早くも2年で機種変を考える
今まで不自由なく使ってきたiPhone SE(第2世代)が、早くも2年の時を迎えようとしていました。当方ではスマホを含むデジタルガジェットは原則2年ペースでの入れ替えを行っています。今回はとりわけ48回払の「とくするサポート+」で支払ってきたので、そのとくするサポートを使って2年経ったときに新機種を買うと、最大半額が支払い免除になるのです。
Android派である僕、iPhoneについてはおサイフとして有能なのとうらにゃんがiPhoneユーザーだからという理由だけで、ただただ惰性で使ってきただけ。愛着も沸かないコイツにお金を出し続けるのもなんだかなぁ、という気分です。
iPhoneについては今年リリースされるiOS15に対応している中古で持っときゃいいだろ、って。せっかくならば自分の使ってみたいAndroidスマホに乗り換えたい、と思っていたのでした。
僕は以前からあるモデルを狙っていました。「AQUOS R6」という機種です。AQUOS R6は1インチセンサーとライカレンズを搭載して話題を呼んだ一台でした。
というか、消去法で選んでも、AQUOSしか選択肢はなかったです。GALAXYはソフトバンクで売ってないし、OPPOやXiaomiはファーウェイほど洗練されてないし、XperiaやPixelも退屈にしか見えず。
AQUOS R7登場!
そんな中、R6の後継モデル「AQUOS R7」が2022夏モデルとして登場しました。R6はフタを開けてみればウィークポイントも多かったようで評判はそこまでよくありません。R7はそのR6のウィークポイントをスペック上で克服してきたのです。
たとえば、以下の点が主なブラッシュアップ点。
- ディスプレイのフラット化(誤操作を減らせる)
- カメラの高速化(AFなど)
- 接写性能の改善
- Qi充電の復活
- 質感の向上
ただし機能改善と急激に進む円安の影響で、R6と比べて大幅に値上げされている点が痛いです。ソフトバンク版で19万弱、ドコモ版ではなんと198,000円もするのですから!
最終的にソフトバンクショップで実機を比較してみたところ、R6もR7もどちらもそれほど悪くはない、という印象だったのですが、R6が即納じゃなかったし量販店でのR6の大幅な値引きを知っていて、ショップの提示するR6の値引きの条件があまり良くなかったのです。
やはり、ここは最新モデルを選んでみたい!ということでシルバーのR7を持ち帰ってきました。
シンプルの中に高級感がある
R7はシルバーのほうが素材感をうまく出せていてカッコイイです。だいぶ青みがかった色味ではありますが、落ち着いた雰囲気があり良いと思います。
19mmのライカズミクロンレンズを搭載。レンズ部がちょっと出っ張りがあるのが惜しいです。
ディスプレイがフラットになったことでR6と比べて横幅がデブい印象を受けます。ホールド感もタイトな感じで、これに関してはR6のほうが良かった点かな。
画面サイズそのものは変わっていないし、有機ELのIGZOもR6と同じものだとか。すごく滑らかで美しいです。
iPhoneからデータが転送できる!
今回最も驚いたのは、iPhoneから主要データを移せるということです。Type-CーLightningケーブル1本で、iPhone本体に入っているデータや一部アプリが転送できるようになっているのです。しかも、これがアプリ不要でできるのも特筆点。ただしiCloud上のものは転送できません。
もちろんアプリ内データまでは難しく、各アプリの初期設定は自力でやらねばなりませんが、写真や電話帳はそのまま移すだけだし、Google Playで一個一個アプリを入れる地道な作業も不要なので、これは助かりました。
今回はiPhoneからの機能移転とAndroid機に行っている設定(広告ブロックやTwitter最適化など)も行う必要があり、おおむね終わるまでに3時間程度要しました。
申し分なしの処理能力
ベンチマークは他のレビューに譲りたいと思うので僕は取っていませんが、普段遣いの用途でいろいろ触ってみて処理能力に全くの不足感はありません。快調にサクサク動きます。
発熱はハイエンドスマホならまあこんなもんかな、って感じ。ただLG V60 ThinQ 5Gを裸で使うときよりもわりと熱は持ちますね。
肝心のカメラ性能は?
残念ながら家の中で撮るものがほとんどないに等しく(笑)ちょこっと触ってみただけなのですが、カメラアプリの全体のレスポンスについては他のスマホと遜色はない感じです。ただ、AFがとろっとした感じなので、一眼レフのごとく機敏にパシャパシャ撮りたいって向きではないのはR6と共通して言えることだと思います。
大本のライカカメラがレスポンス重視で作られているわけでも無いので、”ライカコンデジ”と割り切って使うのが良いと思われます。
簡単にですが、同じく1インチセンサーを搭載したコンデジ・ソニーDSC-RX100とも比較してみたのですが、個人的には10年前のRX100にも及ばず、という点で物足りなさが前面が出ています。周辺の流れが綺麗に見えないのがもったいない。
ただ、屋外で撮ったら化ける可能性は否定できません。あいにくの天気で試せるタイミングではないので、”戻り梅雨”が明けたら屋外で試してブログにも記事を書きたいと思っています。
価格に価値を感じ取れるかで満足度は変わる
たぶん、あのときR6にしていたら絶対に後悔していただろう、僕はそう思います。完成度は高く仕上げられていて、僕のチョイスに間違いはなかったと思います。
とはいえ定価は20万手前まで行きます。同じくニューフェイスで「R7」を名乗るキヤノンのAPS-Cハイエンドミラーレスカメラ「EOS R7」のほうが微妙に安いのですから、AQUOS R7のみならずハイエンドスマホの高騰ぶりにはため息が出るほどです。
お高い値段ですが、この価格にどこまで価値を感じられるか、でAQUOS R7に対する満足感は変わってくるのだろうな、と感じました。僕としては誤タップしやすいエッジディスプレイが廃止された点や、質感が良くなった点だけでも僕は満足に値すると思っています。
AQUOS R7、もうちょっと手に馴染んできたらまたレビューを書き直したいと思います。今日は書き殴りすぎました(笑)